2018.01.31 マギ
小姫から借りて、『マギ』全37巻読み終わりました~

むっっっっっっずかしかった・・・・・・・・・。

昔からある勧善懲悪は
所謂、正義の味方はずっと正義の味方で
悪役は、どこまでも悪役
ですが。

この『マギ』の中、光と闇が揺らぐ揺らぐ。
テンポも振り幅も激しくて
私なんかの頭じゃその速度についていけなくて
目眩すらしそうな勢い。

正義とは? 悪とは?
愛することとは? 憎むこととは?
何故争いはとどまるところを知らないのか?
神とは何か? 運命とは何か?
進歩と革新と停滞について。
理想の政治、理想の世界とは??

そんな難しいテーマをいくつもぶっこんで
曲がりなりにも、破綻せずに着地させた作者さんは偉い…

世界が崩壊までは行かなくても、今までの世界の理論?が
なくなって、空間も恐らく歪んでしまったと思われる描写があって
物語は途中と言えば途中… 続編を作ろうと思ったら
作れるような終わり方ではありましたが、
それは、余韻の内ですかね?

哲学的に色んなことを考えたい日にじっくり読むことを
本当にお勧めしたいです。

私ももう一回落ち着いてから読もうと思います。
1回目はさ、もう先がどうなるのかそれが気になって気になって
じっくり考えながら読むなんてこと、出来ませんでしたからねっ。

次、理解できるようにがんばる! p(^^)q




小池義孝さんの著書です。
小説でも、エッセイでもなくて
ハウツー本ともまたちょっと違う本。

え~っと
身体の使い方参考書、的な本です。

タイトルそのままに
イラストを使いながら、身体の仕組みを解き明かしている本です。

同じ運動するのでも、筋肉を意識するのとしないのとでは
その効果が違ってくると言うのは、よく聞く話。
この本は、身体を動かす時に
どの部分に意識を持って行ったら体に無理がないか
体が持っている能力を最大限に引き出せるか
ということを
とっても易しい言葉とイラストで説明しています。

では実際、イラスト見るだけで変わるのか?

うん… もしかしたら、変わるかもしれない。

例えば、首。
首の付け根は、普通の人が想像している場所よりも
もっと下なんだよ~とか
足の付け根は、普通の人が想像しているよりも
もっと上の方、みぞおちの辺り、とか
イラスト付きで説明があります。

で、実際本で教えられたことを意識して動かしてみると
確かに、ちょっと動き方がスムースになったり
ダイナミックになったりする気がするんです。

姿勢が精神に及ぼす影響について書かれている部分も
なんか… 納得。

自分の体のことなのに、知らないと言うか誤解してることも
多々あるようで。
この本を見ながら、正しく体を認識するのも
いいかもしれない♪

身体の可動域が狭くなってきたな~と思ったら
ちょっと見てみることをお勧めします。
もしかしたら、その症状、軽減できるかもしれないですよ!


あはは、タイトル長っ!
でも、そういうタイトルの本です。
神田桂一さんと菊池良さんが書かれている…のかな。

内容は、タイトルそのままに
ただ、カップ焼きそばについてつらつら書いてあるだけで
勿論のこと、物語でも、エッセイでもありません。
まぁ… 内容があるとは言えないですね。(笑)

文章のセンスがある人が
文章で以って遊ぶとこんな感じになるんだなぁ~と
クスクス笑いながら読み飛ばす本、とでも言えばいいかな。

か~なり、色んな人とか、色んな雑誌(?)を
おちょくってます。
そういうお遊びだから、ね。
ワルノリっちゃ~、ワルノリです。

モノマネ…
ん~~~~~~
モノマネと言えば、言えるのかな。
文章の書き方と言うのは、やっぱり人それぞれ癖というか
”その人節” みたいなものがあって
それを誇張して、とか、作品をつぎはぎして
一章一章が成り立ってます。

途中、何点か挿絵もあるんですが、
それも田中圭一さんと言う方が
やっぱり別の漫画家さんの特徴を掴んで
その人風にモノマネしたイラストなんですよね。

もう、徹頭徹尾、マネっこです。

オマージュと言えば、言えますが。
ふふふ、どうだろう。
そういう受け取り方で正解なのかなぁ?

そういうワルノリがお好きな方にはお薦めかな。
真面目な人が読んだら…
きっと怒っちゃうよ。
だって、ホントに随分沢山の文豪も取り上げてるから。

軽~~く、冗談で笑いたい人は、
どうぞ、楽しんでくださいまし。


実話を基にしたマンガだったんですが…
読んで朝から大号泣。
バカだ、私。 σ(^^;;;)

なんて単純な私。
私みたいなタイプはきっと、詐欺にあい易いに違いない。
ころっと騙されて
で、騙されてることにすら気がつかない。

たぶんね。たぶんよ?

あ~~~。バカだ。
『ドラえもん』に出てきた”ギシンアンキ”っつ~薬でも
飲んだほうがいいかしらん?

いや… 騙されてことにすら気がつかないくらいの
お気楽ポンチのほうが、幸せかぁ…



2018.01.13 本を読むひと
アリス・フェルネさんの小説です。
小説なので、当然フィクションなんですが、
描写にリアリティーがあって
ノンフィクションかと錯覚します。

元看護士で、今は図書館員になっている
エステールという女性が
街外れに住みついたジプシーの一家の元へ
読み聞かせをしに行くんですが、
差別され、迫害される状態が常の彼らは
最初、エステールを信用しません。

けれど、毎週通ううちに
一家の長であるアンジェリーヌばあさんに拒絶されなくなり、
読み聞かせが出来るような状態になって行きます。
私自身は読み聞かせをしてもらった記憶がないので、
その威力?と言うか、影響力を実感することはないんですが
この小説の中、
読み聞かせを始めてから、ジプシー一家が心を開いていく速度が
格段に早くなって行く様子が印象的です。

映像がないにもかかわらず、耳から聞いた音だけで
想像の翼を広げることが出来る彼ら。
鈍感でも、愚かでもないことがうかがい知れます。

だけど、差別され、迫害されるんですよね。
定住地を持たない彼らの住処はキャンピングカーで、
流浪の民である彼らは、戸籍すらなく
つまり、彼らの生活をフォローするいかなる制度からも
見放されているような状態。
その結果、学校に通うこともなく、従って算術も出来る筈がなく
文字も読めるようにならない。
つまりは、まともな仕事もなく、窃盗などで生活を立てることになり
そのことが、更に彼らを孤立させていきます。
典型的な負のスパイラルです。
彼らにあるのは、ジプシーとしての誇りだけのよう…。

被差別民である彼らにとてもショッキングな事件が起きて
その理不尽に憤り、エステールはある行動を起こすんですが…

生きるってどういうことなんだろうか、と
文化的に生きるってどういうことなんだろうか、と
なんだか小難しいことを考えてしまいます。
家族の絆のあり方とか、も。
幸せと言うと捉えどころのない概念についても
考えずにはいられません。

文盲のジプシー一家にとって、エステールは確かに
恩寵であろうと思いますが、
エステールにとっても、深く得るものがあったのかな?
それが原題の『恩寵と貧困』に表されているようです。

う~~~~ん。
小難しいこと、考えちゃうなぁ。
私やっぱり理屈っぽいのかなぁ…