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深堀隆介展へ行って来ました。
お名前だけでピンときます?
金魚絵師さんなんですけど…

あの~
アクリル樹脂に超立体的な金魚を描いて行く絵師さん
なんですけどね?

例えばマス中にアクリル樹脂を流し込んで乾いたら
そこに金魚のひれだけ描き込んで
再びアクリル樹脂を流し込んで
更に乾いたら、また金魚の一部を描いて
また、樹脂を注いでって
何度かその行程を繰り返すという技法で
まるで、本物の金魚をマスに閉じ込めたかのような作品が
出来あがるのだとか。

だから、当然のことながら
出来あがった作品を横から見ると
1mmを遥かに下回る色の層がいくつか見えるだけで
金魚はおろか、立体的な物体は何一つ
樹脂の中には存在していないんです。

どう描いているのか、既にテレビの番組で知っていましたが、
やっぱり実際目にしてみても、かなり不思議です。

ただ、最初からその超立体的な金魚が描けたのかと言うと
そうでもなかったようで。
その ”進化” とも呼べそうな遍歴が見られたのもよかったです。

樹脂の中に描かれたものだけでなく、
大きく描かれた金魚も印象的でした。
『悩むな』とか『怒るな』って作品は思わず笑ってしまいましたが
『雪守』とか好きだったなぁ…。

上履きの中に描かれた春と夏は東日本大震災の
バックグラウンドにあるので、悲しかった…
今回の水害も酷かったけど
子どもはやっぱり先に逝っちゃだめだね…

金魚とともに描かれるのは、勿論水草が多いのだけれど
私は、花弁とともに描かれているのが
やっぱり好きだったな。
淡い淡いピンクが水面に散っているさまは
華やかで明るいんだもの。

いいなぁ…
あんなふうに描きたいように描けたら
気持ちいいんだろうなぁ。
絵心があったなら、やってみたいけれども
ムリだ。
どう考えても。
残念!!



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