以前、ここで感想を書いていた『七人の敵がいる』の続編です。

前回小学生だった息子の陽介くんも中学生になって…
と言う時間が経過しています。
でも、子どもは劇的に成長しても、大人にはそれよりは緩やかな変化しか
訪れていないわけで。
想像にたがわず、今回もミセス・ブルドーザー山田陽子は健在です!(笑)

タイトルから想像可能かと思いますが、
陽介くん、中学生になって、吹奏楽部員になりました。
ま♪ スタートからして波乱含みで、
陽子さんはまたしても、すわ、モンスターペアレントか!?的な
(いや… ほぼそうだって気もしますが…^^;;;)
始まり方をして、顧問先生と吹奏楽部親の会の役員さんに
要注意人物として認識されちゃいます。

ほんっと、変わらないです。 陽子さん♪

一方、結構子どもって順応する能力も高いし、
大人が思うほど軟じゃないんですよね。
陽介くん、賢くて、優しくて、正義感もある子に育ってます。
なもんで、案外、吹奏楽部員として順調にスタートを切りました。

そして、スタートを切ってみて分かった、”親の会” の大変さ!!!
たかが中学生の部活です。
けど。
されど中学生の部活だったりもするんですよね。^^;;
も~~~これは、骨身に沁みてますよ。

私は、自分の力で出来ない範囲のことは、
身の丈に過ぎたことだから、手を出さない
って、躾けられてきたんで、
あれもこれも、親掛かりってのが、どうも解せなかったりします。
解せなかったりしますが、
現実問題、親が手を貸さなかったら、どうにもならない。
って状況を経験しましたから。
まぁ、経験したと言っても、先輩のお母さんからお願いされたことを
受けただけに過ぎないんですけどね。
それでも、どひゃ~~~ でしたからね。

あ、自分のことじゃありませんでした。

最初、親の会のあれこれは、陽子さんにとっては他人事です。
この辺の、他人事感が、非常に迷惑だったりするんですが、
では、いざ中心人物になると、ガラッと有能になるのも前回と同じです。

思うに、陽子さんは確かに有能ではあるけれど、
少々、想像力が足りないのかな。
これで、察する能力も高かったら、最強なんだけどな~、ふふふ。

で、とにもかくにも、ミセス・ブルドーザーは数ある困難を乗り越えて
いや、ぶち壊すようにして進んでいきます。
もう、ここまで読み進みさえすれば、陽子さんの強さにイラつかず
ただただ、笑って爽快な気分を味わえます。

本筋は、中学生の部活のサポートの話ですが、
枝葉に当たるエピソードも楽しめました。
思わず、笑い声が漏れちゃうようなね、展開だとか
ちょっとほろっとしたりとかね。
前回知りあった人たちとの関係性も、上手く生きてたりとかね。

陽子さんの息子への溺愛っぷりにはちょっと引きますが、
たかが部活、されど部活 の経験をしたことのある親御さんなら
苦笑いしながら、楽しめる1冊です。



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