2016.09.08 オトノハ
小姫から勧められて
アミューさんの 『この音とまれ!』 と言うコミックを読みました。
小姫が持っているのは、7巻までなのでそこまでしか読んでないんですけどね。 ^^

物語は
とある私立高校の廃部寸前の箏曲部の話。
先輩たちが卒業してしまって、今や部員は2年生の男子一人。
新年度が始まって、部員確保にまずは頑張る彼なんですが
入部希望してきたのは、見るからにガラの悪い新入生で…
ってなところから始まります。

典型的な昔のスポ根もののパターンじゃないかなぁあと
私なんかは思っちゃいます。
まぁ、悪い言い方をすると ”ベタ” ってやつかな。
でも、そういう定番のサクセスストーリーって、実は好きな人が多いんじゃないかな。
だって安心してさ~、身を預けられるでしょ? ^^

形的にはスポ根で、
でも、中身は違ってってパターン、この頃増えたような気もします。
この話で行くと、何かのスポーツ競技じゃなく、箏の演奏。
競技かるたってパターンや、書道ってパターン
あ、これはスポーツかな、長刀とかね。
ピアノ演奏も… あったっけ???
どんなことであれ、自分が一所懸命になれるものがあるって
とっても幸せなことですよね。

人は、生きていれば必ず心が傷つくことがあります。
だけど、どうにかして立ち上がらなきゃなりません、生きていくためには。
そして、立ち上がるのには ”よすが” があると
そこに意識を集中させることで、立ち上がりやすいわけですよね?
魔法使いの魔法の杖みたいなもんですよね。

あ、ちょっと話がそれてきちゃったかな。

つまりは、箏に賭ける青春譚です。
箏曲部に集まってきた人たちは、どの人も少し心に傷を負っているように
(顧問の先生でさえ! 他校の生徒さえ!) 見えます。
その傷を癒しながら、ストーリーは進んでいきます。

2巻の終わり近くに楽器屋の(げ、元気な^^;)おばあちゃんが
大事な人に大切な言葉をなげかけるように弾いてごらん
音は言葉で上手く気持ちを伝えられない人のための
もう一つの言葉だよ

と部員たちにアドバイスするセリフがあるんですが
自分をしっかり見てくれてる人からの言葉は
まっすぐ心の中まで入ってくるだろうなぁと想像して
なんだか泣きそうになります。

不器用でなかなか素直になれない部員たちが
その ”音の葉” を使って思いを届けようと箏を奏でる。
必ずしも成功するわけじゃなくて、
届かなかったことで、挫折することはあるけど
目一杯、精一杯弾く。
ベタだとは思いつつも、心熱くならずにいられます!?

パターン的に考えると
なんとなく、着地点が見えなくもないですが
でも、しばらくは、こう言う熱で焼かれていたい…

あ、折角作中の曲の動画があったので!




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