ゴルゴ松本さんの著書です。
ん~~~、著書と言うよりは
あちこちで講演なさっている内容を文字に起こした
と紹介したほうが正確かなぁ。

なので、寝際に聞くおとぎ話と同じように
色が少し ”濃い” かな。

音でもって内容を身体に入れるのと
文字を読んで内容を身体に入れるのとでは
やっぱり少し文章の有り様が違うんだなぁと
感じずには居られませんでした。


自分のルーツも含め、自分に自信を持つのは大切なことですが、
ちょ~~っと、日本礼賛が強ぎるきらいがあります。
や、大事なんだけどね。
自分と言う存在に誇りを持つことは、とっても重要なんだけどね。
でも、それを目から入れる文章にすると
ちょっと… その色が強すぎるかなぁと。

古今和歌集の仮名序はあまりに有名で
古典の授業では必ず一度は出会うように思いますが
(やまとうたは-- から --なぐさむるはうたなり まで
 暗記させられたような気がする ^^;)
この本の根底には、同じような思想が流れているように思います。
言霊信仰というか、そういうの。

私も、言葉はそれ自体に魔力が宿るものだと考える性質ですが
それがすべてでないこともよく分かっています。
言えば、それがすべて実現するんなら、(努力もするにしろ)
挫折って言葉は存在しないですもんね。

本は、ちょっとしたいたずら書きのようなイラストが散らしてあって
マンガのような冗談めいたふきだしもあって、
内容を印象付けるような手書き文字のメモのようなものもあって
漢字を絵のように(?)分解したものに大きくスペースを割いてあったり
ニマッとしながら読み進められます。
こういう空気感で、傷ついた心を持てあました子供たちへ
あなたは素晴らしい民族性を持った日本人で、
かけがえのない命を持って生れてきた人で
世の中にとって、大事な大事な人なんだよ
と語ることには、大きな意義があるように思います。

まぁ…  ダジャレじゃん… とか
こじつけっぽいな~ とか
ツッコミどころはたくさんあるように感じましたけどもね。

けど。

込められた ”祈り” ”願い” は嘘じゃないと感じ、
”一所懸命” は感じることができます。

漢字の成り立ちは実は恐ろしいことが多かったりするけれど、
それよりも、例えば、仮に間違った解釈なのだとしても、
前向きに明るくプラス思考で解釈するこの方法を支持したいかな。

でも、ごめんなさい。
2度3度と読む気にはなれなかった… です。    m(__)m



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