2016.01.30 信長協奏曲
映画、観てきました。
テレビドラマとして放送されていたのは
最終話までチェックしてたので。

正直言っちゃうと、
放送時、最終話と言えども完結しているとは言えず、
映画に続く的な終わりをしていた印象はあるものの
忘れちゃってましたね。お話。

だけど、映画の冒頭、ざっとあらすじはおさらいしてくれます。
まぁ… できれば映画を観る前にもう1度ドラマをチェックしておくと
すっと物語の中へ入って行けるので、お薦めですけど。

現代の高校生がタイム・スリップして戦国時代へ飛ばされてしまう。
そこで出会った織田信長は自分とそっくりな外見で
本物の信長は、飛ばされてきた高校生のサブローに
自分の運命を押し付けて逃亡してしまうと言うのが
そもそもの話の始まり、なんですが。

偽物の信長のはずなのに、サブローのやることなすこと
ちゃんと日本史の教科書に載っている通りに進んでいきます。
それも、そのことをサブロー自身は認識していないのに。
(サブローは歴史に疎いようです。勉強しろやっ!)

オーパーツと言う言葉があります。
時代や場所にそぐわないもののことを言いますが、
人にもそういうのがあるような…
例えば、孔明とか、信長とか、竜馬とか。エトセトラ・エトセトラ
それがもし、未来から行った人なのだとしたら?と
想像する人は少なくない気がしますね。

『信長協奏曲』は、まさにその発想の話です。
現代の価値観を持って過去の世界に行った場合、
その現代人は、どう扱われるのか???
狂人として、排除されるのか
それとも、尊敬を勝ち取れるのか
そもそも、戦国時代のような力こそすべて!のような世界に
平和ボケしていると言われる現代の日本人が飛ばされて
生き残ることができるのかって話もありますが、
そこはちょっと目をつぶってもらうことにして。
ドラマでは、殿である信長がざっくばらんで
身分にこだわらず、ナイスアイディアだと思ったものはどんどん取り入れるが故に
家臣たちのモチベーションが上がり、
城全体が自由な気風なので、笑いが絶えず楽しくて
知らず、サブローは人心を掌握していくと言うように描かれます。

でも、ことはそれだけで済むわけはなく、
そこに、嫉妬や羨望や恨みや疑念や裏切りが絡んで
本能寺の変へと、時代は流れていくこととなります。
ここから先は、どうやってもネタばれしないと書けないので、
続けることは出来ないんですが、
話は破たんすることなく着地しているという印象です。
ちょっと切ない幕切れもあるけど、程よいかな。
無理やりのすべてがハッピーエンディングよりも
ウソ臭さがないかなぁと、思っています。

主役は1人2役。
かなり印象の違う2人の人物を演じられたわけですが、
両方カッコ良かったなぁ…
サブロ-に対し、複雑な思いを抱く本物の信長と、
現代風な考え方と物言いをするサブロー。
両方にドキドキします。

タイム・パラドックスの取扱いって
どういうパターンでも興味深いです。
わっくわくしちまうわ。



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