あ~~~。
本を読む速度、落ちてるなーと思う今日この頃です。
今日のタイトルにした書籍も、
も~のすご~く読みやすいのに、読み終わるに随分かかってしまいました。

ま、それはいいや。

エピソード・ゼロって、結構流行りの方法だったりするのかな。
これも、”0”と付いているだけあって、1巻から3巻までの続きではなく、
1巻よりも前の出来事を描いた1冊でした。
それも、いつものような長編でなく、4つの中編を収録すると言う形。
その4編とは、
『有明』、『彼岸過ぎまで』、『神様のカルテ』、『冬山記』
の4つ。

『有明』は、まだ学生だった頃の一止先生や、新藤先生、砂山先生の話。
青春譚でした。後々、一緒に働くことになる面々ですが、
同窓の絆、信頼というものがあらばこそだったんだなぁと
納得です。
みんなちょっと… かわいかった♪

『彼岸過ぎまで』は、本庄病院が365日、24時間営業になり始めのころのエピソードで、
大狸先生や、古狐先生が、ちょっとだけ若い感じで出てきます。
それと、金庫番とあだ名される事務長も。
冷血なイメージのある事務長の人間臭いところも描かれるので
なんでも、理由ってもんはあるよなぁと思ったりします。
ほぼほぼ終わりになって、学生の栗原一止くんが、面接を受けに来ています。
その部分も、思わず、ニヤッとしちゃいます。

『神様のカルテ』は、無事本庄病院で研修医をさせてもられることになった
一止先生が一所懸命お医者さんになろうとしている様子が描かれます。
人は必ず死ぬものだから、”何事も起きない医者”というのは
まぁ、いないですよね。
それでも、辛い現実と向き合うのは、精神力が要ります。
シリーズのタイトルそのものが付いた短編ですが、
なるほど。
このシリーズの根幹を成す発想の仕方が見えます。

『冬山記』は、今度はハルさんのほうに話を切り替えてます。
ちなみに、まだ一止先生とは、恋人未満の関係…かな。
実は、シリーズを通して、ハルさんのあのどこか超越したような雰囲気が
何故なのかということが知りたくて
エピソードゼロなら、載っているんじゃないかと
この本を借りることにしたんです。
うん。物凄くこまごま説明はされませんでしたけど、
大まかなことは分かりました。
この話で主役は、ハルさんじゃなくて、ハルさんは
存在感が半端ない背景って感じの取り扱いです。
三行半を突き付けられた 50歳くらいの男性と
かつて、病気に息子をとられてしまった夫婦とハル。
冬山で遭遇し、命ギリギリのところで生きることを選択していく話です。

印象的なセリフがたくさんあります。
私、味わったほうがいいような気がします。


甘々な話だと切り捨てる人もありますが、
私自身が甘ちゃんなんで、これくらいのレベルでちょうどいい。
心にそっと刻むセリフがいくつかありました。
あー、でも、のど元過ぎればで
私、すぐ忘れちゃうのかな…



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