心って、もしかしたら楽器なのかもね。
感動することを「琴線に触れる」って言うし。

心は、お琴のように糸が張ってあるような弦楽器なのかな。

心にふぅっと何かが吹き込まれると
その糸が震えて、体の中にビーンと音が響き渡って
体を構成してる最も小さな細胞にまでいたってゆすぶられるのかも。

その”何か”は視覚的なものだと言うこともあるだろうし、
触覚的なものである場合も、嗅覚的なものである場合も
勿論あるだろうけれど、

もし
心が楽器の一種だとするならば、
やっぱり、聴覚的なもの、特に音楽とは相性が良くて
共鳴しやすいかもしれないね。

ちょっと前に録画した”高校生が大舞台で歌う”番組を見たのだけれど。
歌ったのは、たった1曲で、いくつもの高校の生徒が
学校という枠組みを超えて、心を沿わせて声を合わせていくのを聞きました。
練習を重ねた上の実力は言うまでもなく素晴らしく
でも、それよりも弦を強く弾いたのは
きっと、その歌に込められた思い…。

”感謝”の思いが込められたその歌声は
圧倒的な存在感でもって、
まっすぐ心に入り込んできて、糸をかき鳴らしていきました。

誰だったっけ?
歌は魔法使いの杖と同じ働きをするって言ったのは。
魔法使いは魔力を集中させるものさえあれば力を発揮できるって。
それは、必ずしも杖のような物質でなく、
歌のような形のないものでも可能なのよって…。

あぁ、まさに。まさにね。その通りだわ…。



何かが生まれる時には
きっと何かしらのきっかけがあって
そのきっかけなくして、無理やり作り上げるものにはない
絶対的な ”魔力(ちから)” があるのだと、今はそう思う…


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