あ~、見たいと思っていて、見られなかった映画だったな~と
レンタルビデオ屋さんで見かけて借りてきました。

公開当初、評価が高かったと思うんですが…
裏切らないですね。好きな系統の作品です。

舞台は、第二次世界大戦直前のイギリス。
国王ジョージ5世の逝去が近い頃…
皇太子のデイヴィッド王子はスキャンダラスな恋をしているし
その弟のアルバート王子は吃音症。
ジョージ5世亡き後、王位を継いだのはデイヴィッド王子。
けれども、恋を諦めきれなくて、弟王子に譲位してしまいます。

スキャンダラスな恋…かぁ。
平民は好きな人と結婚できるのに、国王である自分がなぜだめなのか???
と、譲位するって…
王位より、自分を選んでくれたと、女性は嬉しいでしょうけどねぇ…。
でも、一国の主にそれをさせてしまうって罪に慄きそうな気もする。

同じ人間ではあるけれど、同じ人間じゃないんだよなー、王族は。
王族の一員として生まれたなら、早々に悟りそうなもんだけど。
んーーーーー。
でも、それを叩き込まれすぎて、アルバート王子は吃音症になったって
側面もあるか…
難しい。

延王・尚隆は
王様なんて、実は、民の召使いみたいなもんだ。
ただ、それを悟らせないようにしてるんだ。
ってな意味のことを言っていたように記憶しているけど、
そうなんでしょうね。
賢帝と呼ばれる人たちは、それをよくわかってるってことなのかな。

さて。
タイトルにもなっているスピーチ。
吃音症であれば、スピーチは得意なはずはなく。
それを何とか直すべく、努力することに決めます。
ライオネルという人のところへ行って、吃音を直すレッスンを始めます。
しょうがないけど、王子様、人にものを頼む時も、偉そうだし、高飛車だし
怒鳴り散らすって…。 ダメじゃん… (--;)
でも、吃音症を治すことを請け負ってくれた人物は
なかなかに忍耐強い人だったようで。
なんとか、レッスン(治療か???)を続けて、光明が見えてきます。

そして。
戴冠式の時の受け答えを経て、
次にやってきた大きな山場。
それは、ドイツに対し、宣戦布告をしたことを知らせ、
国民の協力を仰ぐためのスピーチ。

もう、気の毒としか言いようがない。
ず~~~っと、兄ちゃんが継ぐと思ってた王位を
兄ちゃんはほっぽり出し、
王位継承して早々に世界大戦とは。
こっそり泣いてても、許すよ。許す!

クライマックスは、勿論そのスピーチで。
生放送で、全国民に向けての放送で、極度の緊張を強いられる場面です。
吃音症には、精神的なプレッシャーは、天敵のはずで
その放送用のマイクがしつらえてある部屋へ行く途中の王様のドキドキが
こちらにまで伝染してきます。
歴史上、失敗したという話は聞いたことがないから、成功するんだろうけれども、
もう、自信なさげな、落ち着きのない眼を見ると
一緒にドキドキせずには居られません。

結局、予想通りにスピーチは大成功して
国民たちの心を動かしたようで
見ているほうも、ふにゃ~~~~と力が抜けます。
そして、そのスピーチが終わった後の王の顔つきが変わるのが印象的です。
そのあとのことも、文字で語られましたが、それは略でいいや。

スクリーンで見られてたら、もっと良かったけどな~
でも、テレビ画面ではあったけど、見られてよかったです♪




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