2015.03.01 書き出し小説
これも、”books A to Z”で紹介されていた1冊です。
天久聖一さん編です。
そ。「作」ではありません。「編」です。
とあるサイトに投稿されたたくさんの作品の傑作選のようです。

タイトル通り、小説の書き出しの部分だけの作品群。
投稿者は素人さんたちです。
昔友人に
「どんなに不出来だと思っても、最後まで書きあげないと
 物語を書く腕は上達しない。」
って、教わったことがあって、そんなものなのかなぁと
私自身は書き始めたものは、大抵仕上げていますが、
この本を読むと、そうでもないのかもしれない、なんて思ったりします。

書き出しだけ、なんだけど、凄く面白いんですよ~。
読んでて、思わず噴き出しちゃうくらい。
ところどころに天久さんの”解説”が入っているんですが、
それがまた、更に面白さをあおってくれます。

書き出しだけなんで、その後のストーリーは
読み手のイマジネーション次第。
”自由部門”とお題のある”規定部門”の2通りの部門があるんですが
その両方ともそれぞれに広がる物語を連想させます。
ラブストーリーになりそうだったり、
サスペンスになりそうだったり、
ハチャメチャ ナンセンス路線になりそうだったり、
雰囲気は多岐に渡っているんですが、
それ故に、妄想が暴走ーーーーーっ♪♪

元々、日本の文化って、俳句とか短歌とか、短い中に表現を凝縮する
ってことに慣れがあるんですかね?
えっと、作り手も、読み手も。
初っ端しか存在しないと言うのに、全然違和感感じないですもん。

超短編集って、実際存在しますけど
これも、そんな感じです。
たくさんの作品を読んじゃったぞーってな気分です。
人によっては、1時間くらいで読めちゃうかも。
隙間の時間にゲームをするなら、
絶対こっちをお勧めです。

好奇心を刺激されたい人、必読。^^



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