通りすがりに(?)見たテレビ番組で
芸能人たちの俳句がズバズバ切って捨てられていました。
そのあまりの容赦のなさぶりにちょっと笑っちゃったんですが。

芸能界に身を置くと、器用に何でもこなすのが
もてはやされるものですか? (あ、どこでもそうか…^^;;;)
でも、例えば、歌がもしくは演技が上手いとしても
料理は不得意とかあるよなぁ…。
もしくは、芸術的な創作は不得意ってことがあったとしても、
ちっとも不思議でも、恥じることでもないような…。

ま、その辺のことはどうでもいいんですが。

本に話を戻しますね。
本を書かれたのは夏井いつきさんというかたで、
まさに上記のテレビ番組で出演者の句を添削されていた方。
本の中身も、その添削のおさらいのような内容です。

読み終わって思ったのは、
俳句って難しいんだなーーーーーーっ! ってことでした。
私はホラ、「深夜の句会~~~っ」で、育っているから。^^
俳句(正確には季語がないから川柳だけど)って
もっと軽やかな言葉遊びのイメージだったんです。

よく七五調なんて言い方をしますけど、
その「言葉のリズム」って、なんとなく馴染んでいて
座りがいいんですよね。
五・七・五に限らず、五・七・五・七・七に限らず。
標語なんかも、七五調だと、口にしやすくて覚えやすい。

私にとって、俳句って、決まり事とか、お作法とか
そういうものを全部すっ飛ばして、
口にして楽しいものです。
ちゃんと精進してらっしゃるかたは
苦々しく思われるかもしれませんけど、
そんな風に考えて楽しむのもありだと思うんです。

確かに、夏井先生から高評価された俳句は
おぉ! と思いますし、
添削されるには添削されるなりの理由も分かるんですが、
殊更ダメなところをあげつらわなくてもいいかな~。

あ、出演者全員の俳句を全部評価しないといけないから?
あ~、それは大変。それはストレスですね…。
ダメなところに目をつぶれないのか… あらら。

分かりやすく、俳句の表現方法を説いて下さっている
と言う点では、例が沢山引かれていることもあって良書です。
だけど、それ故に、俳句は文学作品の一つであると
駄作は世に出しちゃなんね~ぞっ っと釘を刺されている気もして。

おっかなくって、やってみようかな~なんて思う手を
引っ込めちゃいました。
でも、「ちゃんと知りたい人」の入門の入門の書としては
推薦の一冊!! だと思います。



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