なんやら漢字ばっかり並んで難しそうですが
すずぎつね そうどう へんげの しろ と読みます。
田中哲弥さんの書かれた児童書です。

うふふ。面白かったですよ♪
文字に起こした落語のようでした。
うん、まさに落語のような、なんです。
登場人物と言い、ハチャメチャな筋立てと言い、
話の納め方と言い、ね。

ちょ~~~っと辻褄合わないような気もするし、
ちょ~~~っと強引な気もするし、
ちょ~~~っとご都合主義っぽい気もするんだけど、
なんとな~く、肌に馴染むんですよね。なんでだろ?
いつもなら、これこれこの辺の矛盾が受け入れられない、とか
駄々こねる私ですが、これは笑って許しちゃう。
なんでだろ~ (笑)

ざっとあらすじをご紹介すると
とある町のマドンナが結婚すると言うニュースで
町の男たちがショックを受けるところから話は始まります。
お相手は、また、顔も気風も性格もよくて、そこそこ裕福な男。
もう誰が見ても、文句のつけようもないお似合いのカップル。
だけど~~~、そう簡単に諦められないのが人の習い。
みんなで悪い遊びに誘って、身を持ち崩させようとします…
が、あえなく失敗!
仕舞にゃ、そんなことを画策した町の男たちをも惚れさせちゃいます。
こうなると、もう、町を挙げてのお祝いムード♪

ところが、そんなマドンナのうわさを聞きつけて
城のお殿様が、マドンナを城に上げろと言ってきます。
折角の浮かれた空気が台無し。
でも、相手はお殿様ですから、断ることも出来ません。
マドンナは川に身を投げてしまいます。
それを助ける主人公(?)の清吉… いや、助けたのは狐かぁ。

この狐さん、なかなかやる狐さんで。
この狐さんにも仲間になってもらって、殿様にマドンナを
諦めさせる作戦が始まります!
この辺からまた加速度ついて物凄い展開になっていきます。

ふふ。ほぼほぼあり得ない展開、ね!

でも、さすが落語風。
ちょっとほっこりするラストです。
そして、最後の台詞は扇子を前にお辞儀したくなるようなノリ。

ご用とお急ぎでない方は、どうぞ、ご一読を♪
舞台の頃は夏のようだけど
お正月休みにいいかもしれません。
笑門来福だからね。^^


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