久々に映画を観てきました。
タイトルがそれです。

映画が始まると最初に
これは、実話をもとにしたフィクションです
と、お断りが出ます。
まーーー、そりゃそうでしょうね。
100%実話なわけがない。^^
でも、こういうお断りの保険が必要なのね。^^;;;

グレース・ケリー
言わずと知れた銀幕の女優ですね。
クール・ビューティーのニックネームがしっくりくるような
知的な印象の美人さん。
ヒッチコック監督にもいたく(女優として)愛されて、
何本かヒロインを演ってらしたと思います。
そのグレースの生涯のごく一部を描いた映画でした。

モナコ公国があまり大きい国ではないと言うことや
カジノで有名だと言うことくらいは知っていましたが
国としての立ち位置は全く白紙状態。
歴史的にたどって来た道筋も全く知らずに
この映画を見てしまったんですが、あぁ、失敗。
そういう、基礎知識くらいは心得てから観賞しないと
いけなかったです。
台詞が意味することを理解するのに時間が掛かって
あたふたしちゃいました。

あー。それにしても。

地位とか、富とか、そういうものが絡むと
なんでこう… ややこしいことになるんだろう?
加えて、各国の思惑や事情が絡んでくると
事態はさらに複雑化。
星新一さんのシンデレラの話じゃないけれど、
シンデレラ・ストーリーは、”その後”が大変なんだなぁと
つくづくです。

透き通るような美貌に恵まれ
頭の回転もよく、努力家で
それを発揮する度胸にも恵まれているのに
物語の途中、精神的にかなり追いつめられます。
それこそ、
ヒッチコック監督の映画さながらに。

宮殿内に裏切り者がいるのか? いるとすれば誰か??
そういう親しい人たちを疑うと言う行為だけでも
人間、精神的に擦り減ります。
でも、その苦痛とも戦わねばなりません。

費用がかかったり、面倒だったりすることには
ほぼ、動きたがらないのに
舞踏会の話になると、一気にフットワークが軽くなる
上流階級のご婦人がたにもイライラします。

頼るべき夫は、国同士の駆け引きで疲弊している。
実母は海を越えたアメリカにいて、
モナコ公妃になった自分と距離を置きたがっている。
なかよしのヒッチコック監督も仕事で忙しく、
相談役の神父もアメリカに帰国してしまう。
孤立無援です。
どんなに寂しくて、心細かったろうか…

元々、親もみそっかす扱いしていたらしい描写もあり、
才色兼備の人なのに、ふと、自信を失ってしまう瞬間が。
あぁ、キツイ。きつ過ぎる。
周りにとやかく言われるのも、堪えるけど、
自分が自身に失望するときが、一番辛いもんなぁ。

でも、そういう精神的にかなりダメージを受けながら、
それを何とか乗り越えていきます。
ラスト、舞踏会の主催者として挨拶をするシーンがあるんですが
この挨拶で、国の危機的状況の一発逆転を狙います。

素晴らしいスピーチです。
精一杯のスピーチ。
シンプルな言葉で、背伸びするような内容は加えず、
誠実に人の心に訴える言葉です。

さぁ、この言葉は曇った心にも届くのか!?
映画を見て、ご確認くださいませ。^^



Secret