サブタイトルに
『どうする世界のリーダー? ~新たな東西冷戦~』
とあります。
シリーズも5巻目。既刊では最も新しい巻になります。

刊行は今年の5月。
最初の巻から思うと、ほぼほぼ現在進行形です。

えぇと。
これは中身に関係ないんですが、4と5は表紙に池上さんが…
見つけやすくていいんですけど、ちょっとビックリするから
1~3までのパターンに戻らないかな~。

さて。内容ですよね。

第2次世界大戦後、世界は概ね二極化され
それでバランスをとっていた部分があったようですね。
子どもの私には、危ういバランスに思えたものですが、
却って、上手く均衡がとれていたのかもしれません。
今は、この本の中にあるように
世界のバランス地図が大分変ってしまったように思えます。
変わったことで、更に危うさが増してしまったような。
難しいんですね…。

栄枯盛衰…
そういう言葉がぴったりくるような内容が並んでいます。
世の中をうまく渡って行くには、
誠実であろうとすることは、案外邪魔なことなのかも。
良心に照らして正しいか正しくないかと言うことよりも
如何にうまく駆け引きするかが重要なのかもしれないなんて
あぁ、やだなぁ。考えたくない。

只今、”イスラム国”の過激な行動が大問題になってますね。
とうとう、アメリカがシリアへの空爆に踏み切りました。
イスラム国がどうして力をつけてきたのか
そもそも、イスラム国を形成する人たちがどんな人たちなのか
シーア派とスンニ派の違いとその関係なんかも
説明があって、因果が分かりすくなっています。
とは言え、なんかすっきり理解しきってはいないんですけどね。

物騒になって来た東アジア地域の事情についても
事の次第が理解しやすいです。
ため息交じりに読み進めました。

そして、エピローグ。
これは、興味深かったですよ。
こういう内容の本ではありますけど、
これだけ読んで、分かった気にならないで
色んなソースから1つの事柄にアプローチし、
自分なりの見解、意見を持ってくださいねと促してありました。
新聞も、1紙だけじゃなく、複数の切り取り方を見てくださいと。
そして、ネットからの情報を得るのもいいけれど、
自分に都合のいいようなものの見方だけを
ピックアップしがちになるから、そこは気をつけましょうと。

私もまだ、何回か読みなおした方が良さそうですし、
未来を生きる大姫小姫には必要な内容かなとも思います。
うーーん。
図書館で借りて、読んだけれども、
買っちゃうかも。しれません。^^;



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