シリーズ第4弾ですね。
2013年5月25日の出版なので、
書いてある世界情勢が大分現在に近づいてきました。

『「Gゼロ」後の世界―主導国なき時代の勝者はだれか』
と言うイアン・ブレマー氏の著作があるそうで
その中で
「主導国不在の時代は、勢いが増してきた国々が
 自国周辺の地域で支配権を競って、
 地域レベル、局地レベルで武力に訴える場面が頻発する」
と予想しているとか。
・・・・・・・・・。
あーーー。まさに。まさに、です。
ガックリするほど、ドンピシャな予想。

私が日本人だからかな…。
基本、物事の初めは「信頼ありき」です。
でもたぶんそれって、世界的な考え方からすると
あまりにも危険で、あり得ない発想なんでしょうね。
根本がズレているんですね、私は。
間違っているとは思わないけど。

そんな印象から読み始めた本書でしたが…
読み進めるほどに、まず信頼ありきなんて考え方が
いかに甘っちょろいのか思い知らされることばかりが
書き連ねてあります。

確かにタイトルの中に『大問題』と言う言葉が含まれているのだから
所謂トラブルの芽も含めて、困ったことばかりの内容で
正解ではあるのだけれど、
読めば読むほど、暗澹たる気持ちになってしまいました。
だって、明るいコンテンツが全然ないんだもの…

唯一、エピローグに綴られている内容は
希望の兆しを見る気がするけれど、
それにしても…です。

バラバラになろうとしている世界
弱肉強食が正しい世界

あぁ、どうして、こんなにも
ただ、”笑顔で暮らしたい”という願いが
遠いんだろう…


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