池上さんの本の間に挟んだ1冊、
実はこれです。
更に、『古典文学で知るしたたかな日本人』と
タイトルが続いています。
大塚ひかりさんと言う方の著作です。^^

抱腹絶倒! 我が意を得たり!
の、1冊でした。
や~~、面白かった♪♪♪

「昔は良かった」って言葉が大嫌いな私。
懐かしむだけならいいけど、ノスタルジーに溺れて
一体何になる!?って
常々思っているのでねっ♪♪
まぁ、この本は”ちょっとそこまで”の昔のことじゃなく、
時には神話レベルまで遡るスケールではあるんですけどね。



この頃の日本は病んでいる…

うん、まぁ、そうですよね、病んでるんでしょう。
でもさ?
人が病んでいないときなんてある?????
個人的レベルまで下がって
刹那刹那までの時間のレベルにしたら、
そら、病んでないこともありましょうが、
国レベルで考えたら、問題のない時代なんてないですよ。

で。
その、問題山積みの時間をなんとかせねばとあがきつつ
人は、一種人柱になって生きていると
私は考えているわけなんですけど…。

ちょっと前のW杯。
ゲーム観戦の後にゴミ拾いする日本人サポーターが
話題になりました。
”自分の出したゴミは自分で片付ける。”
”来る前よりも美しくして借りた場所を返す。”
の精神で誇らしい限りではありましたが、
じゃあ、昔っからずーーーーーーっとそうだったかと言えば
全然違う!
多くの人(主に大人だね!)が、道にポイ捨てすることを
普通のことだと考えていたようで
町並みがごみごみと、要らないもので散らかって汚れていたのは
そんなに昔のことじゃありませんよ!
自動車のクラクションもそう。
今はやたらめったら鳴らすって場面を見るのは少なくなりましたが
ちょっと前まで、車に乗ってる人は偉いんだと誤解でもしてるのか、
そこのけそこのけ、オレさまが通る!的に鳴らしてた人
たくさんいたように記憶してます。

昔は川がきれいだった。泳げたもんだ。
って、自慢する人もよく見かけたけど、
だからって、気をつけて使っていたわけじゃなくて
川を汚す人間の絶対数が少なかったってだけで、
全然、全く威張っていいことじゃない。
それどころか、本来なら、自分たち大人たちが汚してしまったわけで、
子どもたちに”きれいだった自慢”をする暇があるなら
自分たちが汚しましたと土下座して謝れと思ってましたよ、幼少の頃。
(イヤなガキだよね!)

あ、個人的ヒートアップは切り上げるとして。^^;;;;

中身は全部で15章。
第1章 捨て子、育児放棄満載の社会
第2章 昔もあった電車内ベビーカー的論争
第3章 虐待天国江戸時代
第4章 本当はもろかった昔の「家族」
第5章 マタハラと呼ぶにはあまりに残酷な「妊婦いじめ」
第6章 毒親だらけの近松もの
第7章 昔もあった介護地獄
第8章 昔もあったブラック企業
第9章 昔もいた? 角田美代子
第10章 いにしえのストーカー殺人に学ぶ傾向と対策
第11章 若者はいつだって残酷
第12章 心の病は近代文明病にあらず
第13章 動物虐待は日常茶飯事
第14章 究極の見た目社会だった平安中期
第15章 昔から、金の世の中

ざっと書き出しちゃいましたが、それぞれにサブタイトルとか
ちょっとした説明も加えて目次が成り立ってます。
これがすべて近頃のニュースがベースなんじゃなくて
古典文学由来なんだから、面白くないわけがない。

私も古典が好きだったりしますが
著者の大塚さんと違って、狭くて浅い知識しかないのが残念なところです。^^;
こんな風にまで読み解いていたら、古典の時間は
さぞ面白かったんだろうな~。
もっとも、ペーパーテストで点を取るという観点からすると
若干ズレちゃいそうだけど。

夏休みの宿題の資料に♪ ってお勧めしたいところだけど、
冗談の通じない堅物の先生相手にはダメですね。
ブッ飛ばされること、請け合い♪♪♪ (笑)

面白いこと大好きな人、
昔は良かった? はぁっ!? って思ってる人に
超・おすすめ。^^


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