だからっ!
免罪符は存在しないんだってば…。
思わず、ため息が零れてしまいました。

バーチャル・リアリティだと言う。
時間も空間も瞬時に越えてつながれるツールだから、と。
お互いに顔を見ないでつながれるツールだから、と。
犯罪にネットが絡んでいると、
「ホラ、見たことか」的な発言をする人がいるけれど、
その考え方は、ちょっと違うと思う。

じゃあ、そういうものに近づかなければ、
犯罪に巻き込まれないかと聞かれれば、「NO」だもの。

もし、ネットが諸悪の根源だとしたら、
有史以来、重ねられてきた犯罪は、存在しなかったでしょ?
面と向かって、それこそ、触れ合ってコミュニケーションとっていても
詐欺と言う犯罪は存在したし、
窃盗も、暴行も、殺人も事件として存在したでしょ?

犯罪はもしかして複雑化して、解決しづらくなったかもしれないけど。

それでも、”ネット=犯罪の温床” とは、
やっぱり思えない。

あふれる情報の中、どれが正しくて、どれが間違っているのか?
と言うのは、すぐには判別つかなくて、不安なところもあるけれど、
そんなことは、ネットの世界じゃなくても同じこと。
紙を使ったメディアが、音を使ったメディアが、映像と音を使ったメディアが
間違った情報を絶対に流さないわけじゃないのと一緒。
細心の注意を払っても、100%間違いがないというのはありえない。
そして、
100%の正確さでなければ、0%の正確さと実は大差ない。
(って言ったら、ちょっと極論かもしれないけど…)

思慮深く生きなければならないのは、
そして、注意深く生きなければならないのは、
ネットが絡もうと、絡むまいと同じこと。

ネットが絡むことで、生まれてしまう犯罪もあるけれど、
ネットが絡んだことで、救われる事態も往々にしてある。
ツールは使い方次第。
ツールは使う人次第。

使う人次第なのだから、ツール使用不使用による免罪符は
存在しないと、私は思う…。
だから、歪んだ解釈の仕方はしないで、お願い。



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