2014.03.01 行かないで…
雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り
     雨も降らぬか 君を留めむ

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも
     吾は留まらん 妹し留めば

上の歌は、昨日の記事『言の葉の庭』で、
謎めいた女性がつぶやく短歌。
下の歌は、その女性が一体誰なのかを知った男の子が
返歌として口にする短歌です。
両方とも、万葉集の中にあるようですね。
柿本人麻呂歌集に入っているとか。

意味は、上の歌が
雷が鳴ってきたわ。雨でも降ったら、あなたもう少し
ここにいてくれるかしら
下の歌は
雷が鳴ってきたね。雨が降らなくても
君が止めてくれれば、もう少しいるよ
ってな感じ… と、思われます。

一々、短歌でやり取りするって大変そうですが、
でも…
やっぱり、おしゃれだなぁ、なんて思ってしまいます。
たった一言「行かないで、もう少し側にいて…」
ってことを伝えたいだけなんだけど、
ちょっとだけ遠回りする事が。^^

万葉の歌を交わす大きな公園の小さな東屋。
これが「言の葉の庭」のタイトルの所以なんでしょうね。
言の葉、コトノハ、かぁ…。
音、いいなぁ。好きな音の響きです。
 ♪ 言ノ葉(ことのは)は 月のしずくの恋文(しらべ)・・・ ♪
このワン・フレーズは、RUIの歌う『月のしずく』だけど、
全身粟立つほど、無条件に引かれちゃいます。

そう言えば…
音の葉(正確には、カタカナ表記だけど)ってタイトルで
ブログ(?)を綴ってらした人がいたっけ。
忙しくなった大姫がそのブログを見せてくれなくなってしまったから
最近はどんな”言の葉”(笑)を綴っておられるのか
分からなくなってしまったけど。
この音をタイトルに選ぶようなセンスの人の文章は、
やはり好みなのですよね。
ん~~~。
また、見られたらいいのになぁ。^^


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