しゃばけシリーズ第6弾!
勿論、畠中恵さんの著作です。

元々このシリーズを読み始めたのは、私だったけれど、
いつの間にか小姫のほうが嵌って
私よりも読破した巻数が上回っていました。

この『ちんぷんかんぷん』はだから、小姫から借りました(笑)

「鬼と小鬼」「ちんぷんかんぷん」「男ぶり」
「今昔」「はるがいくよ」
の5編が収められています。

相変わらず、病弱・虚弱な若旦那が死に掛けて
賽の河原に迷い込んでしまい、
此岸へ帰ってくるまでの(抱腹絶倒の)顛末の
「鬼と小鬼」

修行中のお坊さんが巻き込まれてしまう妖がらみの事件の
「ちんぷんかんぷん」
(これはタイトルどおりに事の次第がちんぷんかんぷんで、
 巻き込まれるお坊さんがホント、気の毒!(笑))

若旦那のお母さん、おたえさんの初恋と失恋の
(しかも、綺麗な失恋じゃなくて、幻滅しての、なのよね。^^;)
「男ぶり」

お兄ちゃんの松之助の縁談がらみで
けしからん陰陽師が出てくる話の「今昔」。
もっともこの陰陽師、因果応報なんでしょう。
そう遠くない未来にこっぴどい目に合うと思われて
読み手は人の悪い笑いを浮かべることになりますが。^^♪

桜の花びらの妖がやってくることで
それぞれの”持っている時間”について考えさせられちゃう
「はるがいくよ」。
(これは、切なかったな…)


相変わらず、妖の血を引く若旦那の周辺は
ざわざわばたばたしていて、それはそれは賑やかなんだけど、
少しずつ、時が流れているんだなぁと
思わせられる巻でした。
若旦那自身は、多く変わったりしてないんだけど、
それでも、やっぱり、いつまでも子どものままじゃいられない。
中身がどうであれ、時間が経てば大人になるし、
大人になるということが、今よりももうちょっと大変なこと
であっただろう江戸の世において
時が流れる切なさと言うか、もどかしさを感じます。

さ~て。
私は、少しは大人になっているのかな?

え? 図々しい?
あ、外見は、少なくとも確実に年取りました。
そこは、ちゃんと認めるって!

私が言ってるのは、中身のお話。





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