大枝史郎さんが文、佐藤みきさんが絵の1冊です。

所謂、科学絵本って感じかなぁ。
形としては絵本ではありますが、
内容は小学校低学年の理科の教科書チック。

現在は太陽暦を使っているわけですが
太陰暦のことも織り交ぜながら、
なぜ月が満ち欠けしていくのか、
毎夜姿を変えていく月をどんな情緒を持って
昔の人が眺めていたかと言うことを
分かりやすく(でも、ちょっとお堅めに)解説しています。

太陽は眩しすぎて見つめることは難しいけど
月はぼけ~っと見るだけでも、定期的に姿を変えていくのが
すぐ分かりますもんね。
こりゃ、時を計るのに使えると思うよなぁ。
気持ち、分かるわ。

太陰暦の1ヶ月は凡そ29日。
でも、実は月の公転は凡そ27日なんですって。
「え!?」と思いませんでしたか?
月の公転日数=太陰暦の1ヶ月じゃないの?って。
私は思いましたよ!!
で、その2つの日数の差がどうしてあるのかも
絵を交えることで、非常に分かりやすく解説してあります。

うん。目から鱗。

どの時間帯にどんな月が出るのか、
その月をどんな風に呼んでいたのか。
月の明かりを夜の頼りとし、感謝していた人々…。
そんな月に慣れ親しんだ心持ちをやすやすと思い描かせてくれる。
そんな絵本でした。

でも、「月」と言うキーワードから連想するような
ロマンティックだったり、ファンタジックだったりするところは
全くと言っていいほどないので、
そういうものを求める方にはお勧めできません。(笑)
夜空観測のお供♪ です。^^

星の観測は宿題に出た覚えがあるけど
月の観察って言うのも、やったらいいのになぁ。



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