2012.07.07 厄除け詩集
井伏鱒二さんの詩集です。
書店に置いてなくて、
大姫と小姫の読みたい本も書店に置いてなかったのを幸いに
取り寄せました。

940円と言うお値段だったので、
どんだけ分厚いんだろうか??? と思っていたんですが、
想像に反して、結構コンパクトでした。(笑)

読みながら、クスクス笑っちゃう…。
井伏さんはお茶目な方だと言うのは、聞いたことがあったんですが、
お茶目、通り越してる感じです。
どっちかって言うと、悪ガキチック。
コラコラコラ…^^;;;
みたいな。

漢詩の訳詩もいつくか載っているんですが、
これもすごい。
漢詩の読み下し(って、言うんだっけ?)は、
格調高い響きがあるように思うんですが、
井伏さんの訳は軽妙洒脱。
七五調に調子を整えつつ、漢詩の意味はそのままに
その上、とっても分かりやすい…。

「さよならだけが人生だ」の『勧酒』はあまりに有名ですが、
『古別離』の中の「臨邛」を「吉原」と訳していたり、
『田家春望』の「高陽」を「阿佐ヶ谷」なんてしてみたり、
もう全編、思わずパチパチパチ…って拍手しちゃいます。

白文、読み下し文をネットかなんかで探しつつ、
井伏さんの訳と比べながら、
当分楽しめます♪♪



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