まつりかさんのblog☆絵本de子育て実践中☆
紹介されていた一冊です。
文を松本猛さんと松本春野さん。
絵を松本春野さん。

淡い色が目に優しい絵本ですが、
ま、内容は…
もう、ご想像のとおりだと思います。

震災で原発事故が起こり、
放射能から逃れるために広島にやってきた女の子と
その隣に住んでいる男の子の物語。

逃れた先が広島だということろにも意味がありそうです。

黒柳徹子さんが以前
子どもと言うのは、自分が悪い子だから
周りを不幸にするし、状況を悪くする、と考えるものなのです。
ってなことを仰ってたんですが…。

勿論、そんなことがあろう筈はないのですよね。
いつでも、取り返しのつかないようなことをしでかすのは、
大抵は大人です。
どうしてだろう? 大人になれば分別がつくようになる筈なのに。
大人は慢心するからかなぁ…。

だけど、子どもは大人が悪いとは考えないで
自分を責めてしまうのですって。

違うのに! 違うのに! それは絶対違うのに!!

でも、そう考えることで、
より深く傷ついてしまうのですよね。
心柔らかく純粋な子どもほど、深く傷つく。
しかも、自分に非があると思っているから、
誰の助けも届きようがない。

だって、外からの攻撃には防御って出来るけど
手痛い攻撃が自分の中からやってくるからね。
防ぎようがないんだもの。

最後から2ページ目に
ようやく女の子が笑うシーンが描かれます。
お腹抱えて、笑うシーンです。
見ていて、あぁ、ようやく笑ってくれた…って
ホッとしてしまうシーンなんですが、
問題が何一つ解決していないことを思うと
そして、まだ閉ざされたままの明日を思うと
ホッとしている場合ではないと暗い気持ちになります。

この、明るい笑顔を守ってあげるには、
一体どうしたらいいんだろう?
子どもには、どの子にも明るく上を向いて笑っていて欲しいのに。



因みに、この本を借りたがったのは小姫でした。
本文はもとより、あとがきにまで目を通していたようなので
感想を聞いてみました。

「言いたいことは分かる。」
けれども、
「じゃあ、具体的に自分たちがどうしたらいいかを
 全く示唆してないのはどうかと思う。」
とのこと。なぜなら、
「これは絵本だから、小さい子でも読むはずだから。」
だそうな。

なるほど。

それから、
「原発についての、デメリットは分かる。」
そうね。そう言う本だから。
「でも、実はあるはずのメリットに触れていないのは
 公平さに欠ける。」
確かに一理ある…。
「いたずらに恐ろしさだけを煽るのはいいことじゃない。」
とのことでした。

確かに…。^^;;;
私よりか、大人かもね。


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