加門七海さん文、軽部武宏さん絵
の絵本です。

怪談絵本シリーズの5巻目にして最終巻です。

怪談絵本…
怖がりなんだけど、怖いモノを見たい私 σ(^^;)

やっぱり… 借りてみちゃうよね。^^;

で…。

怪談絵本の名に違わず、怖かった…。
不気味系。
怖がりの子どもは見ちゃダメだわ、これは。
悪夢にうなされる!

小さい頃って、モノを見る力が弱いのかな
それとも、強すぎるのかな
大人には見えないモノが見える。

この物語の主人公の男の子にも、
普通なら見えないと思われるものが見える。

でも、ありえないと言い切ることが出来ないんだよなぁ。
確かに、古い家ってシミとか、ささくれとかあって
それって、なんと言うか… 異界の生き物みたいに見える。
そして、それが気のせいだなんて、
一体誰に言い切れる???って思ってるから。

家がミシっとか、ピシっとか言う音や
ドアや廊下がギィ…ときしむ音を
どうして、異界のものの声じゃないと言い切れる???って。

そう言う、心の隙間を狙って入り込んでくる物語。

そして、徹頭徹尾、絵が怖い。(T_T)
街灯がそろそろ点くかなってころの明るさの中、
影がもっとも影らしく滞って見える頃の時間帯を
わざわざ選んで絵にしてるのね。
所謂、逢魔が時ですよ。うっすぐら~~いの…。

文章の中には一言も出てこない妹っぽい女の子が
絶えず絵の中に入ってくるのも、どこか不気味。
髪に赤い椿の花を挿して、淡々と、淡々と入ってくるんだもの。

そして、車通りの激しい道に出たときの男の子の背中…
その2ページ後の男の子の不自然な身体の傾き…

そして、ラストは?
え、この赤いお化けって、もしや?????

怪談です。
紛れもなく、怪談です。
ふふふ。



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