2012.06.06 黒耀石の中
本日、リリース日。
ってことで。(笑)

ドラマのエンドロールで流れているときは、
何となくのメロディーしか分からなかったのだけど。
ちゃんと聞いたら、優しい詩がついた歌だったのですね…。
三男さんに抱くイメージに程近い優しさの。

PVも曲に合わせたような穏やかで美しいもの。
人間の”光の部分”と”闇の部分”を表現しているのだとか。
多くは、大きなトンネルじみたセットのことを
説明していたような気もするのだけれど、
私の意識はそっちに持っていかれなかったな。

ミディアム・バラードが流れる向こう側
光を柔らかに遮る感じが
日本家屋の障子を思い起こさせてくれました…。
ってことは、日本家屋って人の心のありように似ているのかな。
人の心は白黒はっきりしないことが多いでしょ?
境界線はどこか曖昧。
外とも中とも言えない縁側みたいな空間に似てる。
外の光を目減りさせてくれるような
逆に、外の光を倍増させてくれるような障子に似てる。
勿論、窓枠だけにすれば、鮮やかな風景は
そのままに目に入って、それもまたいいし。
光を自在に演出できるつくりなんだなぁって、今更だけど。

ミディアム・バラードかぁ…。
2つ前のシングル曲とも、1つ前のシングル曲とも
かなり路線を変えてのリリース。
でも、アルバムなんかを聞く限り、
切れるカードは、まだあるみたいだから、
やっぱり、多才ってことになるのかな。
(ん~、多彩のほうが合ってる??)

ところで…
日本語って、かなり表現法が豊かな言語だと認識しています。
様子や状態を表す形容詞副詞が豊富だし、
オノマトペに関しても、なんでもありだし、
面倒だと言われている敬語も考えようによっては便利だし、
1人称や2人称だけ例にとっても表現が幾通りもあるし、
同じ言葉でも、漢字、カタカナ、ひらがなと使い分けることで、
受け手の印象を誘導することも可能…。

って、そんな風にそれこそ多彩な言語であるにも拘らず、
実は、卑罵語が極端に少ないらしいんですね。

それは、何故か?

”言葉にはそれ自体に不思議な力が宿っている”
と言うのは、古来から日本にある言霊の考え方。
私もここまでは、なじみがあったんですが、
その考え方には、まだ続きがあるようです。
曰く
だから、汚い言葉を発すれば、魂が穢れる---と。

”善き言葉”とは程遠い言葉を
随分とたくさんここに綴ってきました。
その結果、どれ程私の魂は汚れてしまったでしょう?
いや、”悪しき心”からしか”悪しき言葉”は
生まれないのだろうから、事の次第自体が逆か?

どちらにせよ、もはや、取り返しがつかないレベルだったりして?^^;

この曲は、
掌でふわっと包んでくれるような優しい曲…
寂しがらなくていいよ。
自分で言うほど酷くないよ。
自分も周りも信じて大丈夫だよ。
そう言う励まし方をする曲。

だけど、そんな優しい曲を聞いて
却って静かに傷ついていくような心地がするのは、
もう、どうしようもなく、
魂が穢れちゃった後だから…?
それとも、自分自身に対しての絶望感が深いゆえ?


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