文庫本2冊分をまとめた本が面白かったので、
シリーズ第3巻を借りてきました。

中身が細かく区切ってあるからなのか、
気がついたら読み終わってる。
みたいな印象を受けます。
サラサラサラ・・・・・・・ です。(笑)

今回の事件は、
対・音を武器にする詐欺師…。
詐欺師のキャラ設定とか、バックボーン的なことが
実在する人物を強く喚起させるのは
問題があるんじゃないかと思うけど、
でも、ストーリー的には好みかも。

詐欺は勿論、悪いことには違いなくて
人の心の隙に付け込むと言う1点を取ってみても
最っっっっっ低な犯罪だと思うけど、
フィクションならば、面白いのね~。

だって…
詐欺師は、その頭脳が勝負でしょ?

私の手の全く届かないようなレベルの領域での
頭脳戦の駆け引きって言うのは、
やっぱり魅力的に思えるんですよ。
この辺、
(悪人であっても)頭の良い人に惹かれちゃうという
生まれ持った性質ゆえですよねー。
アブナイ、アブナイ。
気をつけなきゃな。

あ、そうそう。本の話でした。

サブリミナルに近いレベルでの営業妨害及び、脅迫。
モスキートーンによるカンニングの幇助。
事件はそこらへんから始まっていきます。
かつてはカリスマ的に支持された音楽プロデューサーが
そのかつての栄光を利用したねずみ講詐欺や
音楽学校設立と偽っての資金着服…。
エトセトラ・エトセトラ・アンド・ソゥ・オン

とにかく、自分の体裁を整えるためだったら
なんでもありの破れかぶれで、
なんでそんなにステータスに拘るのか
価値観が違う私には理解しかねます。^^;;;
まぁ…、バブルの恩恵を強く受けるとこうなっちゃうのかな。
踊らされるだけだったら、夢から覚められても
踊らせるだけの才能がなまじあると
目がなかなか覚めにくいのかもね。

詐欺師は、最後の最後まで
全力で”仕掛けて”きます。
さて、それをどう受けて立つ!?
最初から最後まで、
そう言う、精神的な駆け引き・戦闘を楽しむ巻でした。
うんうん、例えて言うなら
何もないのに空気が帯電している感じをね。

そう言うのがお好きな方には、
肩の凝らないエンターテイメントとしてお勧めです。^^



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