2011.10.02 一雫
クスクス嗤いが聞こえるような揶揄の仕方をされて
カチンときたし、
あまりにも心無い異邦人の横断幕にも
腹が立ったけど、
記事が書けないほど、打ちのめされてるわけでは
ありません。

ただ、なんとなく。
なんとなく、記事をUPしてないだけ…。
と、言いつつ、今日書いてるんですけどね。^^;

でも、きっとこれから先も
それほど間を空けずに記事をUPしていくんだろうな、私。
別にプロの作家でも随筆家でもないし、
殆ど見る人もないブログだけど。
書くことはたぶん、止められない。

私はこの世界にたった一人。
でも、だからってなんでしょう?
たった一人しかいないからと言って、
かけがえのないってことにはならないでしょ?
大河も雫が集まって大河になるのだけれど、
でも、いざ大河になったときにそこに含まれる一雫が
貴重な一滴だなんて、一体誰が思うの?

私は間違えようもなく、その一雫で、
私の綴る文章も、特別なものじゃないのは、
よ~~~~く分かっているんです。

だけど、書くことが唯一、私の存在の証明。

要らないような一雫だけど、
でも、「確かにここにいるよ。」って
言いたいんだろうな、たぶん。
だから、止められない。
どんなに、くだらないことを書いているのであっても。

『Story Seller』の中、
有川浩さんが書かれた『ストーリー・セラー』が
印象的でした。
あまりに印象が強すぎて、他の作品に手が付けられなくなるほど。
作品の中、主人公の女性が罹る病気
「致死性脳劣化症候群」。(実際には存在しない病気です)
思考することと引き換えに寿命を失っていく、と言う病気。
物を考えれば考えるほど生命を維持するために必要な脳の領域
の機能を失っていくと言う病気なんですが…。
結局、彼女は考えることを止められず、
小説を書いて書いて書きまくって、力尽きて逝きます。

私は主人公の彼女のような売れっ子作家ではないけど、
何も考えないで長生きするなら、
じっと物事を見て、思考して、早死にのほうがいい。

肉体があって、考える私があるのではなく、
まず思考があって、それを存在させるために体がある。
そんな気がする。

大河の中の一滴に過ぎなくても。


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