2011.08.26 シャングリ=ラ
シャングリラは、存在する。
私が夢に見続けたその場所は実在する。

昔っから
”ローズバッドの血に汚れたエメラルドの指輪”が
約束してくれるものには、あまり興味がなかった。
それ故に変わり者扱いされたけど、
そんなこと、どうでもよかったの。

私が本当に欲しいのは、たった一つ…。

本当に、ただそれだけを望んだのにな。
それを得られるシャングリラへと続く道を
探し続ける精神的な体力が圧倒的に足りなかった。

望んだものが手に入らなかったのは、
頑張りきれなかった私のせい。
望んだものが手に入らなかったのは、
諦めてしまった私のせい。

理想郷は存在しない、と
望みから逃げ出した私故に道が見つからなかった。
存在を信じ切れなかったのは私で、
だから、完全に私に非がある。

だもの、その場所へたどり着いた人たちを
羨む資格は私にはない。
資格はないけど、キリキリと胸が痛んでしまうのは、
どうぞ許して…。



Secret