2011.03.22 Story Seller 3
『Story Seller』シリーズの第3巻です。
え? 1巻と2巻はどうしたのかって?
えへ。えへ。えへへ。(笑ってごまかす)

えっと、3巻が最終巻になるんですが、
3巻から遡ってご紹介していきますので、
少々お待ちください。

この本、7人の作家さんによるアンソロジーです。
そして、その7人さま、なかなかに豪華なラインナップ。^^
それぞれにだから、楽しめます。

沢木耕太郎さん『男派と女派』
近藤史恵さん『ゴールよりももっと遠く』
湊かなえさん『楽園』
有川浩『作家的一週間』
米澤穂信さん『満願』
佐藤友哉さん『555のコッペン』
さだまさしさん『片恋』

うふふ。どうして、第3巻から読んだのか、
バレバレですね、やっぱり。^^
ま、いっか。

沢木さんは、どうしても『深夜特急』のイメージが強いんですが、
今回も、旅のエピソードでした。
驚きのトラブルも、さら~~っと書かれるなぁ、相変わらず。
めっちゃ前向き。読んでて、嬉しくなっちゃうね♪


近藤さんは『凍える島』で、第4回鮎川哲也賞を受賞ですね。
他の作品は『二人道成寺』とか、『桜姫』なんかですね。
歌舞伎界を舞台にしたミステリーがお得意のようですが
今回は、自転車レースのチームを舞台にしたストーリー。
淡々と人の心を綴ったもので、推理的な要素はありません。

一流の人って、絶対更なる上を見てるな~。
この小説の中に出てくる「山猿さん」もそうだけど。
だから、自分が物凄く実力があったとしても、
そう思わないのね。
だって、上しか見てないから、気がつかない。
いいな~、そう言う人。好き。^^


長いね。この先たたみます。

湊さん。映画化もされた『告白』の作者さんですね。
読後感がメチャクチャ悪い。
登場人物の誰にも感情移入できない。
だけど、読んじゃう。
そう言う評判の作者さんのようですが、
今回は、それほどアクは強くないかな。
でも、なんともこう… 捻じれた心の空間が痛い作品。
最後は、一応ハッピィ・エンディング。かな。
ま、たぶん、一波乱(では済まないかもな)あるのは想像つくけど、
乗り越えられそうだから、さ。


有川さん。テレビドラマ化された『フリーター、家を買う。』で
印象的? それとも、アニメ化された『図書館戦争』シリーズ?
私的には、断然『空の中』。
なんだけど。
普段の風景をスケッチしたようなストーリー。
でも、こんな風に物語をひねり出すんだな~って
にんまりしてしまった。^^


米澤さん。『インシテミル』の原作者さんでした。
映画、面白そうだったけど…、観てない。^^;;
『そして、誰もいなくなった』的な鮮やかなどんでん返し
(ある意味、禁じ手だけど)を期待しちゃいけないみたいだけど、
どうなんだろう?
あ、今回の作品は、さらっと、すっきり、そして、
ちょっとぞくっとさせてくれます。
女って、女って、怖いわ~~~。
賢い女が一途に何かを思うときって、
ホント、戦慄ものです。
でも、こう言う展開、結構好きなの~♪


佐藤さん。メフィスト賞、三島由紀夫賞を受賞してますが
えっと…。 まったくわからない。^^;;;
しかも、今回の作品、設定とか筋のオチとか
理解は出来るけど、た、楽しめなかった…。
たぶん、サイコパス的な主人公が事件に巻き込まれるって
ことなんだけど、
巻き込まれた事件の全容も、助けてくれる探偵の正体も
わ、分からない…。
読み終わって、「で???」ってなっちゃったさ…。


さださん。作家…さんじゃないけどぉ???
でも、歌の中にはいつでも物語があるし、
本も書かれるからなぁ、作家さんって側面もあり…かぁ。
アルバム『予感』の中に収録されていた『片恋』も
とても好きだけど…
その歌とは、全く世界観が違うけど…
このお話もいいな。無駄にじれったくて。
ストーカー行為は、いけないけど、
いけないんだけど、何か愛しい…。
片恋もいいよ。ってか、片恋っていいよ、健気で。


さて。
第2巻も買ってあるから、続いて読もうかな。^^


Secret