元日スペシャルだったのを
よ~~~~~~~~~~~~~~~~やく見ました。

でも、見られて良かった。
間違って、消しちゃったりなんかしないで良かった。
「スペシャル」の名に恥じない
本当にスペシャルな内容でした。

南果歩さんがゲスト出演だったんですが…
こ~~れはすごいっ!
旦那さんのほうも、物凄い俳優さんですけど
奥さんのほうも、こんな凄みあったんだっけ???

とにかく、その演技に引きずり込まれます。
最初から最後まで。
その引力、半端ない。
普通のおばさんを装っているときの表情は
どこまでもかわいく、明るく。
その合間合間に見せる復讐の鬼と化した表情のときは、
ぞっとするような冷たさで。

そして、その両方を行ったり来たりしながら、
ふと見せる普通の笑顔が
寒気がするほど怖かったりするんですよね。

もう、この南果歩さん見るだけでも
一見の価値ありと思えるほどでした。

ストーリー的には、物凄く重くて。
罪と罰と、贖罪と復讐と、挫折と再生と…。
全部が絡まりあって
愛情と愛情ゆえの憎悪が哀しくて。
人間て、複雑な生き物だなぁと
つくづく思わずにはいられません。

でも、そう。
母親って、哀しい生き物なのかもしれない。
理論で割り切れる生き物じゃない。
女は子宮で考える、なんて言葉があるけれど
こと子どものことに関してだけに限って言えば、
そう言うこともある気がする。

復讐は何も生み出さない。
復讐で救えるものは何もない。
そんなこと、分かってる。けど!
過失であったのであれ、子どもが殺されたとするなら、
それを頭で分かっていたとしても、
お腹の底までは、きっと納得できない。

子どもを殺されてしまった母親は、
今回の犯人のように復讐に走ってしまうか、
拙作『微笑』のように気が狂ってしまうんじゃないか…な。

どんな理由があれ、
罪は罪… なんだけどさ…。
今回は、罪を犯したほうも
とっても反省していて、
物語全部にどうしようもない切なさが満ちてました。

スペシャルな内容だったけど、
お正月に見なくて良かった。
切な過ぎるスタートになっちゃうもんね…。

はぁ。心が痛い。



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