2010.08.11 恋文
うふふ。
やっぱり(?)さださんのアルバムCDです。
歌詞カードをめくって一番最初に目に入るのが

「最後に恋文を書いたのはいつですか?
最後に恋文を貰ったのはいつですか?」

の言葉。
収録されている曲名よりも先に書かれた
その一言に、きゅんとしてしまう私は、
まだ、ちょっとは柔らかな心を有しているのかな?

こいぶみって言葉の響き、いいな~。
ラブ・レターとは、別のものみたいに聞こえる。
たとえ、それが同じものであっても。

因みに、最後に貰ったのは、思い出せないけど
恋文、ここでしょっちゅう書いてる気がするぅ~、あはは。

前回書いた『美しい朝』より、
サウンド的にこちらのほうが好みです。
素直っていうか、ストレートな感じがして…。

さてと。


  これ以上ないくらいストレートなタイトルですよね。
  「あなたに会いたい 泣きたいほど会いたい」
  歌は、このフレーズから始まります。
  会いたいと思うのは、会えないから。
  会いたいのに会えないのは、幸せじゃないんだけど
  こう言う想いの強さ、ひたむきさが
  私は好きなんですよね。
  やっぱ、Mなのかな。

決心~ヴェガへ~
  自分と向き合って、何か決心するときと言うのは、
  もしかしたら、昼間の光の中じゃなく
  夜の闇の中、星明りの下なのかも。
  別のアルバムに収録されている『シリウスに』も
  夜空に輝くシリウスに決心し誓っていたし。
  「帰ってくるときには 幸せの馬車でおいで」
  かぁ…。 
  エールにも色んなバリエーションがあるってことを
  思い知ります。

恋文
  アルバムタイトルになっているのと同タイトルの曲です。
  グレープ??
  私は、グレープのサウンドは、リアルで聞いたことはありません。
  さださんが愛する「グレープらしい音」と言うのは、
  だから、どういうものなのか、実感は出来ないんだけど、
  繊細なこの曲は、とても好き…。
  切なさ全開です。心に届いてくる。

黄昏坂
  約束は、死守すべきもの。
  と、思ってはいるけど、
  交わされた約束が100%守られるかと訊かれれば、
  それは難しいことってのは、分かってる。
  「嘘ではないけど 決して本当のことじゃないこと」
  と言う表現で表される守りきれない約束というのは
  確かにある。
  少し手厳しい雰囲気を漂わせるこの曲にも
  同じようなフレーズがあって、心に痛い…。

やさしい歌になりたい
  よく切れるナイフを喉元に突きつけてくるような歌もあれば、
  縮こまって、泣きそうになってる魂を
  解いてくれるような歌もある。
  これは、勿論、後者。
  「黙って隣にいて それだけで暖かい
  そんな歌になりたい」
  いいなぁ。私もそんな風になりたいよ。
  意地悪で、シニカル過ぎる私には到底無理なことだけど。

ローズ・パイ
  「どうかしてる~」のときに出てきた歌が、
  実はこの歌です。
  内容にとっても合ったコミカルなメロディーも
  あぁ、紛れもなくさださんだなと思わず微笑んじゃいます。
  元歌のタイトルは『パンプキンパイとシナモンティー』。
  女性デュオ・あみんのおかげで、メジャーになったかな?

春爛漫
  春爛漫のイメージって、やっぱり桜かぁ~。
  春の「何か起きそう」なウキウキした予感を
  はらんだようなメロディーで
  そして、やっぱり応援歌なんだよな~。
  歌詞の中に出てくる
  「なあに ちいさなはずれは当たりの貯金
  いつかはどーんと大当たり」
  ってフレーズ、能天気にもほどがあって、最高すぎです。

ふたつならんだ星~アルビレオ~
  一曲前の春爛漫と全く違って、しっとりした曲調です。
  星にはやっぱり、願い事や決心が似合うのかな。
  白鳥座の中で輝くこのアルビレオは二重星なんですって。
  だから何?って訊かれちゃうと困るんだけど…。
  曲を聴いてからそのことを知ると、
  同じ星の輝きが違って思える人間の心の不思議…。

遥かなるクリスマス
  この曲を聴いて、すぐに
  『前夜~ニッポニア・ニッポン~』を思いました。
  その歌の入ったアルバムが出た頃は
  学名、ニッポニア・ニッポンと呼ばれた朱鷺と言う鳥が
  まだ存在していたんだっけ。
  今はそう、絶滅してしまいましたね。
  そのときにも人間の蛮行は止むことを知らず、
  今も、戦火が絶えることはなく…。
  慟哭が聞こえる。
  たまに書かれる、超絶ストレートな慟哭の歌。

ちいさなおばあさん
  日本人の「想像力がなくなってしまった」と
  ライナーノートの中、嘆いているのを見つけてしまった。
  最近の諸々の不愉快な出来事を思い返すと
  あぁ、そうか、確かに想像力の欠如ってのがあるって
  実感せずにいられません。
  安っぽいキャッチフレーズは人の心を動かさない。
  ふふ、名言です。
  「想像力豊かな子どもを育てることは日本の未来にとって
  最も大切なことだ。」
  あ… 身に沁みるお言葉です。

愛~エピローグ~
  オープニングの一曲と同じ曲ですが、
  最も鮮烈な 曲の冒頭だけが流れてきました。
  「あなたに会いたい」
  そのフレーズだけ4回繰り返されます。
  会いたいのに会えない人がいる人には、辛いかもしれない。




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