2017.10.16 背伸び
本の感想…って、カテゴリにしちゃってるよ~。
うそつきだなーーーー

だって、読み終わってないんですもん。
うそつきですよねぇ。

『人質の経済学』 と言う
ロレッタ・ナポリオーニさん著の本を読もうと思ったんですが…
やはり、黄色い花畑的なおめでたい脳みそでは
読み切れず。 (TOT)

結局、返却日が来てしまいます。

現実逃避するつもりはないんですが、
人の売り買いとか、マネーロンダリングとか
どうしてもこう… ピンと来ないと言うか
想像すら及ばないと言うか。
アメリカの愛国者法なんて、何度読んでも理解できない。

うーーーーー
私には過ぎたレベルの出来事のようで。
背伸び… しすぎましたか…


2017.10.02 ひかりの魔女
山本甲士さんの小説です。

図書館に予約を入れて読んだんですが、
何きっかけで読む気になったのか忘れてしまいました。^^;

表紙は紺の作務衣に白い割烹着と姉さんかぶりのおばあちゃんが
それはそれは優しそうな笑顔で描いてあって
その表紙の印象を全く裏切らない物語でした。

主人公は、真崎ひかりと言うおばあちゃま。
語り手はその孫である光一と言う只今浪人生の男の子。
話は、伯父が亡くなったのを機に
おばあちゃんと同居することになった家族や
おばあちゃんの昔の教え子たちとのエピソードで埋められていきます。

教え子って言うと、学校の教師かなんかを思い描きますが
そうじゃなくて、お習字の先生なんですけどね?
その設定、うん、絶妙かもしれない。
勉強を教えるのと、またちょっと違ったニュアンスが出ます。

気負った感じが全くなく
さらら~~~っと生徒さんたちの世話を焼いていて
何年経ってもその生徒さん達から慕われている先生♪
うんうん、理想的です。

「情けは人の為ならず」って言葉がありますが、
その言葉を小説にすると、こんな感じになるなかなぁという印象。
さすが、”ひかりの” とタイトルされるだけのことはあります。
読後感もだから、爽やかで、優しい気持ちになること請け合い。

ではあるんですが…。

ちょ~~っと話が上手く行き過ぎるかなぁ。
孫の光一に
当たり前のことを、当たり前に手間暇かけてやれば
食べ物も飲み物も美味しく出来上がる
ってなことを言わせるところがあるんですが、
実はそれ、ちょっと母親をこき下ろしてることにも
なるんですよね…
光一の母親は、パートして家計を助けているんですが
そのせいで、料理が手抜きになったりする。
(ま、確かにちょっとひどいかなぁと思ったけど。^^;;;)
おばあちゃんが、掃除や洗濯なんかをやるよと申し出たときに
光一は、それでなくとも、食洗機とか使ってるのに
ますます暇になるっていうようなことを
心の中で言ったりしています。

ちょっと、ため息出ました。
元々、お味噌汁を作っても飲まない。
漬け物を出しても食べない。
それ…、どんどんやる気殺がれますよねぇ。
やってもやっても残される。
それは下手くそだからだと言われればそうかもしれないけど。
家事のモチベーションなんて、家族次第ですから。

夫は忙しくて、話をする暇もない。
息子は浪人してるのに、勉強に身が入っていない。
娘は乱闘騒ぎなんかして警察のご厄介になったりしてる。
自分も、パート先の人と折り合いがあまり良くない。
なんか・・・ さあ…
普通に頑張ってる家庭の主婦が見えるんですけど…
一所懸命やっても、徒労感しかないような毎日を
それでも、必死でやってる姿を見ちゃう。

それを、おばあちゃんが来ただけで何もかも上手くいくって、
余計に ”母ちゃん” は傷つく気がするんだけどな。
その辺の機微はすっ飛ばして、
すべてが丸く収まる大団円♪ ってのは
少し違和感ありました。

だから、少しファンタジー。
それを踏まえて読むなら、素敵な物語です♪


2017.09.22 マギ
大高忍さんのマンガで、今のところ35巻まで
コミックで出ています。
それをほぼ、一気読みに近い形で読みました。
ふーーーーーーーっ
読みであったわ~~~~ (まだ完結してないけど)

このマンガは、小姫の持ち物なんですが…
いつの頃からか、小姫は色~~~~~んな本を
読んで♪ 読んで♪♪
と、お勧めしてくるようになりました。
今回のようにマンガのこともあるし、小説のこともあります。
絵本は… 流石にないか! (笑)
趣味嗜好が少し似たところがあるので、
お勧めされるものは、興味深いものが多いんですが、
ま、ちっとばっか、疲れるときもあります。 あはは。

さて、『マギ』に話を戻します。
初っ端、登場人物たちの名前は
アラジンだの、アリババだの、シンドバッドだの
『千一夜物語』を
思い出させます。
それに違わない衣装だし、空飛ぶ絨毯なんかも出てきて
気分は、すっかりアラビアン♪ ではあるんですが、
その世界観はあっというまに広がりを見せて
地球規模、いやいや、宇宙規模、というか、並行世界まで
話がぶっ飛んで行きます。
読むほうは、一応、順を追って話が広がって行くので
付いていけないほどの速度ではないですが、
ふと本を閉じると
とんでもないスケールの話になっていて驚きます。

ちらと『十二国記シリーズ』や『鋼の錬金術師』を
連想させるところもありますが
その2作品と比べても、見劣りしないだけの物語だなぁと
思っています。

平和とは?
しあわせとは?
平等とは?
未来とは?
信念とは?
善意とは? 悪意とは?

そう言う、どんなに考えても答えがすっきり出せないような
たくさんの問いに満ちています。
勿論、答えは一つじゃなく、
それぞれの答えが、矛盾や問題を孕んでいます。

だからねぇ
読んでいると、とても疲れる。
ものすんごく追い詰められます。精神的に。
でも、スッキリ答えの出ないといなのだとしても
それでも、答えを誰かに任せて出すのではなく、
自分なりに考えて続けて
自分なりの答えを出していかなきゃならないんだな~と
結構な激しさで諭されてます。

この勢いで行けば、
話は破たんしないで着地点を見つけるだろうなと思えますが
あっけないようなハッピーエンディングに
落ち着きそうな気配も無きにしも非ず。

そうなったら、暴れちゃうぞ、私はっ!!

なんつってな。



完結してないので、はっきりお薦めは出来ませんが
今のこの世界情勢がとても不安定な時期に
お勧めのシリーズではあります。

日本のマンガって、ホント侮れない…



2017.09.13 字が汚い
新保信長さんの著書です。

知ったのは某通販サイトでも、ラジオ番組でもなく
新聞の書評欄だったと記憶してます。
新聞なので、装丁の写真がモノクロで
様子がよく分からなかったんですが…
実際手に取ってみると、なかなかのインパクトありました。

本の中で述べられている言葉を
手書き文字で持って表紙にしています。

タイトルそのまんま、美文字とは言い難い文字が
表紙に書き散らしてあるんですが、
だからこそのリアリティ。(笑)

悪筆を重々自覚している私にとって
救世主になりえる1冊か! 否か!
って、やっぱり思うじゃないですか♪

結論…
イメージ力と、そのイメージを実現する力で
それなりの字は書けるようになる---と。

あは、ま、そうですよね!

そして、それには、ひたすら書くことがやっぱり必要と。
気長~~~にね、練習しましょってことでした。

ご、ごもっともです。

手書きした書簡の行き来とか
今、あまりやらないですもんねぇ。
字を書く機会が激減していることが
字がきれいにならないことを助長しているって
ま~~~、その通りですよね。

丁寧に、ゆっくり書く。
美文字じゃないにしても、読みやすい字を書くには、
やっぱりこれは鉄板中の鉄板なんですね。

ただ、これが単なるきれいな字を書くためのハウツー本じゃないのは
有名な作家さんの手蹟(て)を紹介していたり
文字の形にも流行りすたりがあって
正当な ”美しい文字” とはまた別に支持される文字もあると
紹介していたりするところ。
楽しめます。(笑)

大人っぽ過ぎず、子どもっぽ過ぎず
堅苦しすぎず、くだけ過ぎない
所謂、”いい感じ”の文字を書くには、
書くと言うよりも描くと言う感覚もありなんだってのも
あ~~そうだよな~~~と納得の結論。

って、それができないんだよなっ!!!
私の悪筆…
やっぱ、治んないかーーーーーーー 



↑ え、だから、練習しろって!!!!! ねぇ?

来年映画公開予定の原作で、東野圭吾さんの作品です。

東野さんの作品は、映像化されることが多いですね…。
話の展開が意外性があったりして、映像化に向くのかな。

とても読みやすい文章の綴り方
話の設定も面白いし、
展開の仕方も飽きさせないので、
ページをどんどん捲らせる力に富んでます。

が…
あまり私との相性は良くないんですよねぇ…。
や、面白いんですよ?
楽しめるんだけど、読み終わると
なぁ~~~んか、どぉ~~~っかスッキリしない感が
残ってしまうんですよね。
ん~~、どうしてだろか。
相性・・・ かなぁ、やっぱり。

ストーリーはSF仕掛けのミステリーなので
あまり書くとネタバレになっちゃうかな?
なので、一応、畳んでおきます。
なるべくネタバレしないようにしますが、
気にする方はこの先、おいでになりませんように。^^