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本のタイトルは『古武術で・・・』で
あってると思うんですが、
表紙では更にその横に 「疲れない、ケガしない「体の使い方」」と
添えてあります。

で。そのタイトルと、サブタイトル(?)通りの1冊です。

荻野アンナさんが文を書かれていますが
中身的には、武道家・甲野善紀さんの指導のあれこれが
イラストとともに紹介されている形です。

なんとなく、話には聞いたことがある ”古武術”。
生活に活かせる形で解説されているなら、見てみたい♪と
図書館で借りてみました。

初版が去年の11月。
でも、そうとは思えないほど ちょっと… くたびれ気味の姿。
たくさんの人が興味引かれて読んだのかな? ^^

さて、内容ですが。
成程、理論よりもまず実践!的な書かれ方で非常にありがたいです。
ありがたいんですが、イラストの助けがあって
漸くなんとなく動き方が分かるようなありさまの私 σ(^^;)
り、理解力ない~~~ 読み解く力ない~~~~

ん? 足をクロスして…?? 腿、お尻、腰、背中の順で…??
あれ? あれ? 着地上手く出来ないけども???
何か違う? どこか違う???
的な… ね? 鈍さです。(笑)

身体もガジガジに堅いのか、耳触れないし!
脈、とれないし!!
自分のダメさ加減が思い知らされます。

実は、自分の身体を自分のイメージしたとおりに動かすと言うのは、
難しいもんだと言うのは、認識しているし、
なにはともあれ、まず体幹をどうにかしないと
お話になんないってのも分かってはいるんですけど…
やっぱりちょっと凹みますね。あまりに思うがままにならなくて。

って、そうやって、凹まない&気負わない。
ってのも、この本の根底にありそうな気はしますが。 ^^;;;

DVD付きの書籍のことも紹介があったので、
もうちょっと知りたい場合は、それを買っちゃうかも。




2019.03.21 朧月夜
風が吹き荒れてて、空の雲が高速で動いてるような
ちょっと荒れ気味の今日ですが、

春分です

春です。
お昼並びに雨の予報も出ていましたが
ん~~~~
ちょっとぱらついたけど、降りはしてないかな。

でも、流石雨の予報が立っていただけあって
昨夜は朧月でした。

朧月かぁ♪
てりもせず くもりもはてぬ はるのよの おぼろづきよに にるものぞなき
って歌を思い出します。

冴え冴えと光る月も好きですが
ふわんと夜ににじんだ月も好きです。

え? 節操無し?
うふふ。そうですね。

でも、いいじゃん。好きなものが多いほうが。



今年のアカデミー作品賞受賞作品ですね。
小姫が気になっていると言うので、一緒に観てきました。

なるほど…
心にじわっと来る作品です。
今、分断されていく某大国の路線のあり様が
やっぱり間違っているよなぁと思わずにいられません。

究極に端折って言うならば
男の友情を描いたロードムービーってなるかな。

友情を描く物語で、心つかまれないことがありましょうか???
そして、
ロードムービーってどうしても心踊らされたりしてしまうのでは??
この2つを掛け算して、面白くないわけがない。
しかも、実話を基にしているとなれば、尚更でしょう。
で、まんまとそれに嵌められちゃう単純!
私… ホント、救いようがないわぁ… (笑)

話は、イタリア系のトニーが働いているナイトクラブで
暴力沙汰を起こしたがために、暫く休業を余儀なくされるところから
始まります。
職!!!!! なくすわけです。ほぼ、冒頭で。
でも、捨てる神あらば、で
とある人物の運転手として雇われることになります。
それが、黒人ピアニスト。

粗暴な白人と、洗練された黒人。
いつもなら、逆のイメージで描かれることが多いですが
今回はそういう組み合わせ♪

トニーはイタリア系というワードから連想されるような
賑やかで、家族思いで、ちょっと血の気が多い
もう、典型的な人で、既にそれが笑いを誘います。
(だって、極端なんだもの)

対して、アフリカ系(って、言っていい?)の
ドン・シャーリーは天才的なピアニストで
穏やかで、教養があり、紳士然たる紳士。
でも、そのことが時に笑いを誘うのもありだったり。^^
(生真面目って、却って面白いじゃん?)

職がなくなったがために、仕方なく黒人の運転手として
働き始めたトニーが
徐々にドンを一人の人間として認識し、友情を感じていくまでが
ユーモアも交えてじっくり描かれます。

トニーは最初ね? 黒人を差別してます。
黒人の使ったグラスはそのままゴミ箱に直行させるような
そう言うレベルで。
だけど、ドンと一緒に過ごすにつれ、
彼が人間らしい人間で、ともすれば、自分よりも洗練された紳士
だと言うことを認めざるを得なくなります。
この辺、道行きの二人のやり取りが、面白くも微笑ましい♪

公共マナーに厳しいのは、ドン。
文才にあふれているのもドン。
勿論、音楽を奏でる才はドンがはるか上。
イヤなことがあっても、声を荒らげず
毅然と抗議すべきことは抗議するのもドン。
でも、張り詰めたものを緩めてくれるのがトニー。
ドンの代わりに暴力に訴えちゃってくれるのもトニー。
(そのせいで、トラブルになったりもするけど)

最初はいやいや黒人の運転手になったトニーもいつしか
ドンがバカにされたり、差別を受けることに怒りを覚えるようになります。
観ている方は勿論、トニーとドンに肩入れしているので、
トニーのやり返しが小気味いいんです。(笑)

演奏ツアーの場所として、アメリカ南部を選んだドン。
観る側は、アメリカの差別社会を目の当たりにすることになります。
ドンは、いわば、一流のピアニストとして名を轟かせた ”勝ち組” です。
アメリカン・ドリームを手に入れた側。
なのに、ことはそんなに単純じゃないと言うことを思い知らされる。
平等を謳う国で、真の平等はなされない。
皮肉です。

ロードムービーですから、ゴールがあって、そこで旅は終わります。
でも、温かな温かな終わりです。
人は、富と名声を望むものですが、
それだけじゃ生きていけないものですね。




ちょっとしゃべりすぎちゃった。
流石のアカデミー受賞作品です。
機会があったら、是非♪



2019.03.09 初回限定
初回限定商品って
特典が付きものだけど…

そして、それ欲しさに予約掛けちゃったりするんだけど…

お財布には、まことに優しくなくて泣けるっ!

もう、文章を綴ることも思うように出来ず
それ以前に本を読むってことすら出来ないようになって
もう、私、ダメなんじゃないかと
このまま、何もかもが億劫になって
精神が奈落に落ちていくんじゃないかと怯えてたんですが
なんとか小説1冊読むことが出来ました。

まだ… もうちょっと大丈夫なんかな…

そんな私の暗い状態はさておき。
タイトルの小説です。
原田ひ香さんの書かれた作品です。

まずもって、設定が面白かったです。
題名から察すると、なんか地上げ闘争かなんかの話!?
とか思っちゃいそうですが(え、私だけ!?)
さにあらず、でした。

人はいつか必ず死にますが、
死の直前までは当たり前ですが普通に生活があって、
だから、住まいもあるわけです。
病院で亡くなるとかなら、まぁ、問題ないでしょうが
住んでいるその場所で亡くなってしまうこともあって…。

そう言うことがあったお家に住みたいですか???

普通、イヤですよねぇ。知ってたら。
やっぱり、避けますよねぇ、曰くつきの場所なんて。

この話に出てくる主人公は
そう言う曰くつきの部屋で数カ月過ごすと言うことを
生業にしている女性なんです。

と、言うのも。

賃貸住宅の場合、貸す側は借りる人に色々説明する義務があるようなんです。
でもそれは、 ”こと” があって、初めて借りる人にのみ。
そこで、不動産屋さんに雇われて、
何があったのか、承知の上で住んでくれる人がいれば
次に借りる人には、起こってしまった禍々しいことを言わないで引き渡せる
のだそうで。
そう言うお仕事が成り立つんですね。

なるほど。面白い職業です。
で、更に面白いことには、
この女性と彼女と同じ職の先輩にはこの仕事に向いた能力があるようで
本当に ”こと” を浄化したかのように
部屋の借り手が切れることがなくなるんですよ。
ある意味、凄腕?(笑)

そう言うお仕事ですから、しょっちゅう住居は変わります。
主人公は、それを承知しているので、近所の人との関わりは
極力持たないように過ごすんですが
それで済まない場所も出てきます♪

一方、20年来この仕事をしている彼女の先輩が
タワーマンションのロンダリング(クリーニングって言うほうがいい?)
をしている最中に失踪!!!
彼女は、先輩の代わりにその部屋に住むことになるんですが、
その部屋、なにかの念が澱となっているのか
どんどん体調が悪くなってってしまう。

さて、彼女と失踪してしまった彼女の先輩の運命はいかに!?
的なね、展開になっていきます。

読後感はいいです♪
人間の逞しさ感じちゃいます。
元気、出るかも!!